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2010年1月13日 (水)

東京新聞千葉版 2010年1月10日 赤れんが 保存へ 旧県血清研究所 来月6日、市川でシンポジウム

赤れんが 保存へ 旧県血清研究所 来月6日、市川でシンポジウム

旧県血清研究所の敷地内に残る赤れんがの建物

20100110

 二〇〇二年、血清ワクチンの製造を停止し、半世紀を超す歴史に幕を下ろした市川市の県血清研究所。敷地内にあり、明治期に建てられたとされる赤れんがの建物を市民の手で守り、伝えていこうと「赤れんがをいかす会」が設立される。二月六日午後一時半から、同市の和洋女子大学で設立シンポジウムを開き、建物の保存と活用方法を探っていく考えだ。 (林容史)

 赤れんがの建物は研究所の「七号館」と呼ばれた倉庫棟。二階建てで一階は冷蔵庫、二階は倉庫として使われた。研究所が発行した「千葉血清五十年史-半世紀の航跡」によると、一九〇四(明治三十七)年に軍が建築したとされる。

 研究所の建物は倒壊する恐れがあり、周辺には学校もあることから、県は敷地内への立ち入りを禁止している。このため、建物の存在は市民にほとんど知られてこなかった。

 昨年七月に「いかす会」の準備会関係者らが県に頼んで建物を見学。参加した建築の専門家からは「明治期のれんが建築として、また戦跡としても貴重」という声が上がったという。

 準備会代表の吉原廣(ひろし)さん(60)は「全国的にも珍しく、市民にとって価値がある。壊してしまうのはもったいない」と訴える。「劇場や展覧会場など、市民の文化活動の拠点として活用できるのでは」と提案する。

 会には市民団体の関係者や建築家、歴史家、大学教授らが参加。設立シンポジウムでは元研究所職員も招き、赤れんがの特徴や建築史的な意義、利用方法について語り合う。

 会の設立後は機関紙の発行、全国の赤れんが建築の見学会などを行いながら、県と市に保存を働き掛ける方針。吉原さんは「行政任せではなく、市民を巻き込んで、おもしろい活動にしていきたい」と張り切っている。

 研究所の敷地をめぐっては、市川市が二〇〇七年九月、堂本暁子前知事に取得したいと伝えた。近くのスポーツセンターを拡張し、テニスコートなどを造成する計画だ。

 市企画・広域行政担当の大津政雄マネジャーは「有効利用できる魅力ある土地。市民のニーズや財政状況を勘案して対応を検討する」と話す。

 県は来年度、敷地内で土壌汚染の有無を調査する方針。問題がなければ県の内部で利用法を検討し、市と売買価格などの交渉に入ることになりそうだ。

 シンポジウムの問い合わせは準備会の尾崎さん=(電)047(374)1755=へ。

 東京新聞千葉版 2010年1月10日
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100110/CK2010011002000118.html
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