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2009年10月18日 (日)

毎日新聞福岡版 2009年10月16日 寄贈:戦艦・金剛の軍艦旗、飯塚市に--乗組員遺族の田川さん /福岡

寄贈:戦艦・金剛の軍艦旗、飯塚市に--乗組員遺族の田川さん /福岡

◇太平洋戦争中、台湾海峡に沈没

 太平洋戦争中、台湾海峡に沈没した戦艦・金剛に掲げられていた軍艦旗が15日、乗組員の遺族から、飯塚市に寄贈された。市歴史資料館は「沈没した軍艦旗が残ることは非常にまれで、貴重な資料」と話している。

 金剛は多くの作戦に参戦し、1944年11月にアメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃で沈没した。船首に掲げられていた軍艦旗は、飯塚市伊岐須の田川紀子(としこ)さん(67)の義父・吉郎さん=79年に74歳で死去=が沈没寸前に持ち出した。

 戦後、吉郎さんと親交があった同市の元海軍飛行兵、古賀照生さん(80)によると、吉郎さんは「お国のために天皇の旗を守ったんだ、と幸せな気持ちだった」と話していたという。旗を奪われることは敗戦を意味していたからだ。

 吉郎さんは旗を腹に巻いて海に飛び込んだが、中国の捕虜となり、旗も取り上げられた。「2、3日眠れなかった」と話していたという。

 旗は61年、台湾から田川さんに返還され、嘉飯山地域の旧海軍OB会・黒潮会が管理、全国の旧海軍の集まりに貸し出していた。だが、高齢化などで黒潮会は解散。旗は田川さんの地元の飯塚市に寄贈することになった。

 市歴史資料館の黒河健二郎館長は「戦争の悲惨さや時代背景を考える貴重な資料。毎年8月、戦争に関する企画展などで紹介していきたい」と話している。【伊藤奈々恵】

 毎日新聞筑豊版 2009年10月16日 
 http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20091016ddlk40040424000c.html
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